手術前夜、術後はしばらくお風呂に浸かれないから、久しぶりにお風呂にお湯をためて入ると言うと、珍しく
「僕も入る。」
と旦那さん。(シャワー派で、普段どんなに誘ってもお風呂には浸からない)
「今回の事を周りに報告したら、実はうちも・・・って言ってくれる人が多くてビックリした。皆、辛い事だし、奥さんの言わないでくれっていう意見で周りには言ってないっていう人が多いけど。でも、大体その後すぐ妊娠したって教えてくれた。前は妊娠する為に病院に通ってまでっていう気持ちもあったし、通い始めても人工授精とか、体外受精とか、そこまでしてって思ってたけど、今は全く抵抗がなっくなった。何ヶ月かだったけど、赤ちゃんの父親を体験させてもらった事で考えが変わった。今回は残念だったけど、またすぐ授かれるよ。頑張ろう!」
と言ってくれた。
赤ちゃんってすごいなぁ。
人を成長させてくれるんだな。
こんなに安心できる様な言葉をかけてくれる様になってくれるなんて。
心から感謝です。
ここからは自分の記録の為と、また同じ経験をされる方の参考になればと、私の経験した流産手術の内容を書きます。
読まれたくない方は、スルーして下さい。
朝、9:00までに病院に来る様に言われていたので、旦那さんに付き添われて、8:45に待合室着。
10:00に診察室へ。
初めての先生。
産科部長さんでした。
「前回はどんな説明を聞いているかな?」
と質問され、”申し送りされてない訳?”と不信感。
「今日、もう一度心拍を確認して、やはり確認が取れない時は、手術しましょうという事で、同意書は渡しませんと言われたので、もらっていません。
と説明。
”何で、そんな説明したんだ?”って顔で
「じゃ、内診しましょう。」
と言われて、内診台へ。
「うーん、やっぱり動いてないね。ご主人来ている?説明しようか。」
という事で、旦那さんも診察室へ。
「今、確認したけど、やっぱり動いてないね。赤ちゃん、出してあげよう。」
と説明のあと、
「今日は、私は処置できないけど、代わりの先生にお願いしておくからね。同意書に署名してくれる?」
と続けて、そのまま院内携帯で担当してくれるDrに電話してる。
なんだかなー。
私はまた内診台に上がり、ガーゼと、子宮内を開くための器具を挿入されて、再度待合室で待つ様に言われる。
前回の先生の説明によると、
子宮口が開いていないから、開かせる為に2,3時間かかる。その後の処置は1,20分で終わるから、寝ている間に終わります。その後、麻酔からの回復状況にもよるが、16:00頃には帰れますよ。
との事。
しばらくすると、別室に呼ばれ、点滴をされ、手術着に着替え、ベッドに案内された。
そこへ、旦那さんも案内されて、
「午後からの処置になりますので、それまでゆっくりされててください。」
との事。
昨日は、やっぱり気がたかぶっていて、全く眠れなかったから、手術に向けて体力温存の為に少しでも寝た方が良いと、旦那さんも言ってくれて、寝ようとするが、眠れず。
旦那さん曰く、1時間位は寝ていたみたい。
12:45
看護士さんが肩に注射をしてくれて、旦那さんとはここでお別れ。いよいよ診察室へ。
が、いっこうに先生が来てくれない。
看護士さんも
「先生早く来てくれたら良いのに。緊張するでしょ?」
と話しかけてくれたので、私も
「この点滴が子宮を開く為のものですか?」
と質問してみた。すると
「いえ、違います。これはただの水分ですよ。手術が始まると、麻酔を打ったり、状況によっては輸血とかするんですけど、その度に腕に直接打つより、この点滴の口から注入した方が良いんですよ。その為の点滴です。さっき肩に打ったのが子宮を開く為のものですよ。」
との事。
え?
って事は、点滴をされてベッドで寝ていた時間は、手術が始められる時間までの時間つぶしってこと?
なら、午後から病院来たら良かったんじゃないの?
と、また腑に落ちない私。
ようやく手術してくれる先生到着。
通されたのは内診台。
”この上なんだ!”
と、内心驚く私に、看護士さんや先生が集まってくる。
「担当します産婦人科の○○です。よろしくお願いします。」
と、これまた初めましての先生。
「○○です。よろしくお願いします。」
と挨拶する私に、血圧計やら何やらを忙しく取り付ける看護士さん達。
右手にはめた器具が電池切れらしく、1人が替えの電池を探しに行き、帰って来たら4本のところ
1本しかなかったとの事。
「内視鏡から借りて来ようか?」
「いや、1本だけ交換でいけるよきっと。家じゃそれでいけるよ。」
だってー!!
うっそー!
手術なのに、それでいーのー!?
と、動揺してる私に、初診で見てくれた先生が
「じゃ、麻酔しますね。手がしびれてきますよ。どうですか?」
・・・・・・・・・
その後、目が覚めると、旦那さんと過ごしたベットの上。
なぜか、泣いていて、旦那さんが拭いてくれながら
「まだ寝てて大丈夫。泣かなくていいよ。寝な。」
と言ってくれる。
言われるまま寝て、また目が覚めると同じく泣いていて、旦那さんが拭いてくれながら
「寝な。大丈夫だから。ね。」
と言って、私の目を手で伏せて寝る様に促す。
再び目覚め、今何時か聞くと
「16:00だよ。だいぶん落ち着いたね。全然寝なくて心配したよ。」
との事。
自分はずっと、たくさん寝ていた気分だった。
しばらくすると、看護士さんが来てくれて、何度か様子を診てくれて、16:30頃に着替える様に指示されて、荷物をまとめて診察室へ。
手術を担当してくれた先生がいた。
穏やかな先生で、この病院で会った先生の中で一番安心できた先生だった。
気分はどうか聞かれて、様子が良いのを確認し、内診台へ。
ここで、紙おむつみたいなのを履かされていた事に気付く(手術台にはノーパンツで上がった)。
消毒(おそらく)のあと、エコーで確認されて終了。
再び診察室に通された。
Dr,「今回の流産はたまたまという認識で良いと思います。次回以降数回続くと習慣流産や、不育症を疑う必要がありますが、今回は気にしなくて良いですよ。抗生物質を出してますから、飲んで下さいね。年が明けて1/6に予約を入れておきますので、術後の経過を見せて下さいね。何か質問はありますか?」
私「ここにくる前は、紹介状を書いて頂いたクリニックに通っていました。なるべく早く、次の妊娠を希望しているので、またお世話になりたいと思うのですが、いつ頃伺ったらよいですか?」
Dr,「○○先生のところだね。でも、自然妊娠ですよね?」
私「はい。一通りの検査をして問題は無いとの事で、次の周期も妊娠しなかったら人工授精をと進められていたところで卵管造影をした周期での妊娠でした。」
Dr,「結果自然妊娠だから。確証は無いけれど、流産後は妊娠しやすいっていう説もあるし。一度生理がきたら、お子さんを考えて大丈夫だから、その後で、良いんじゃないかな?」
私「そうですか。わかりました。ありがとうございます。しばらくは安静にしている必要がありますか?」
Dr,「今日は安静に。明日からは普通に生活されて大丈夫ですよ。」
私「明日からは通常で大丈夫ですか!わかりました。ありがとうございました。」
会計を終え、前日夜から絶食を言い渡されていた私はお腹がハンパ無く空いていた。
気分はうどんだったけど、
「前から食べたがってた国産肉100%のやつ買いに行こうか!」
と、旦那さんはモスバーガーに連れて行ってくれた。
帰宅して、早速美味しい美味しいと食べる私を見て、安心した旦那さん
「手術が終わって、全然寝なかったの覚えてないでしょ?手術室から運ばれて来てすぐに泣いて、泣かなくて良いよ、心配ないから安心して寝る様に言っても全然寝なくて泣き止まないし、目の焦点も合わない感じで・・・。あの姿は一生忘れない。頑張ったね。」
と私に言ってくれた。
もう、優しいなー。ほんと。
いつもなら、あんなで、こんなで、大変だったんだから、もーう。僕は!
みたいな感じなのにね。
そんな感じで手術も無事終了。
正月三が日が明けるまで、絶対安静を言い渡されたのでした。




最近のコメント